捨て猫を拾ったらどうするの? #保護猫
アメリカンカールの保護猫がいた
[222]久しぶりの更新は、公園に置き去りにされていた猫ちゃんのお話です。
真夜中、ご近所さんが愛犬の散歩途中に公園で小さなスポーツバッグを発見。その時はそのまま放置。翌日、まだそのまま置かれていたバッグの中には猫が…。動物愛護団体へ連絡すると、「まず警察へ。」と。
警察で保護してもらっているということを聞き、愛護センターへ行く前に何とかしなくちゃ。と、様子を伺ってきました。
警察へ行き、「引き取り手がいなかったら預かります。」と伝えると、「ちょっと様子見ますか?」と、猫さんに会わせてくれることに。
手作りのおうちも作ってもらっていた猫ちゃん。耳はくるっと外側に巻いたアメリカンカール。お顔はエキゾチックショートヘアかペルシャ的「平たい顔族」。薄い三毛柄の長毛さんです。警察署内には猫ボラをされている署員さんもいらして、なんだか安心。
その2日後、むさしの地域猫の会でお世話になっている吉祥寺の「ひだまり動物病院」さんへ連れて行きました。
血液検査、糞便検査、レボリューション、プロフェンダーなど一通りしてもらいました。背中に大きな毛玉の塊があったけど、今回はかなり興奮していたので、毛玉処理と爪切り、ワクチンはまた次回。
推定8歳の女の子。猫エイズ陰性。腎不全の前兆あり?関節が悪そう。そして、体重は2kg。2kgって大人のメス猫の半分です。ごはんもろくにもらってなかったんだろうな。診察料は地域猫割引をしていただき、10,449円。
病院の帰り道に警察署に寄って書類にサイン。外にいる猫を保護するときと違い、今回は、まず、警察に届けられた猫を3か月預かるということになります。つまり、その3か月以内に飼い主が「やっぱり返して。」と言ってきたら返さなければいけないというルール。まあ、現れないと思うけど。その期間を過ぎたら譲渡会に出してもOK。
家に帰って隔離部屋で1週間過ごしてもらいます。関節が悪そうなので、急遽2階建てケージを1階に組み立てなおし。
長毛種は初めてなので、なんだこの不思議な生き物は…。という感じ。ごはんにはかなり執着があり、やはりちゃんともらってなかったんだな。というのがわかる。
元々家猫だからか、とてもおとなしい(外猫だとこうはいかない)けど、こう見えて、かなり気の強いお姉さん。軍手2枚重ね+フリースの靴下を手にかぶせてお世話をしています。普通に噛まれてます…。
夫がつけた仮名は、お顔が胡桃の殻感あるので「胡桃(クルさん)」です。本当は男梅にしたかったらしい。
今回はご近所さんにも医療費をサポートしていただき、本当に助かりました。ありがとうございます。ほんと、こういったご厚意で見ず知らずのにゃんこの命つないでます。
もう少し人馴れしたら、むさしの地域猫の譲渡会にも参加しますよ、幸せをつかむのだ。→2019年1月に新しい家族ができました!